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8月7日の日本経済新聞に、脱毛を抑える新薬の登場と頭皮の細胞移植による毛髪再生の臨床研究開始について記事が掲載されています。
16年には新たな内服薬が登場した。グラクソ・スミスクラインが発表した「ザガーロ」(一般名デュタステリド)だ。新薬はDHTの生成に関わる2つの酵素の働きを抑える。従来のフィナステリドは1つの酵素の作用を妨げた。
(中略) 東京医科大学や東邦大学医療センター大橋病院、資生堂は7月から、頭皮から採った細胞を髪の薄い部分に注入する臨床研究を始めた。後頭部の毛が生えた部分の細胞を3カ月かけて100万個に増やし、毛が薄くなった部分に移す。
(中略) 毛を生やす毛包自体を再生させる研究も進む。理化学研究所は京セラと共同で患者から採った頭皮の細胞から、毛包のもとになる組織を大量に作り移植する治療法を開発する。
日本経済新聞 2016年8月7日の記事より